日本最古の梵鐘がある太宰府の”観世音寺”に紅葉の時期に合わせて行ったつもりでしたが、終わりに近かったようです。
創建当時は大寺院だった!
創建当時は大寺院であったようですが、今では黒田藩主に再建された金堂と講堂(本堂)が残っているだけで、訪れる人はまばらです。
宝蔵には仏像16体が保管されているそうです。
”観世音寺”の入口です。
”観世音寺”の案内板
”観世音寺”太宰府市の説明看板です。
百済救済のため九州に下り、661年朝倉橘広庭宮(福岡県朝倉郡)でなくなった斉明天皇の菩提をとむらうため、天智天皇の発願によって建てられた寺、天明18年(746)完成、盛時、九州の寺院の中心であり、方三町の寺域に七堂伽藍がそびえ、府の大寺とよばれた。日本最古の国宝梵鐘は有名である。
天平宝字5年(761)には僧尼に戒を授ける戒壇を設置、奈良の東大寺・下野(栃木県)の薬師寺と並んで日本の三戒壇の一つに数えられている。
創建時の建物は失われ、現在の近藤と講堂は江戸時代に黒田藩主が再建したもので県指定文化財となっている。
(引用元:古都大宰府保存協会)
観世音寺には往時の寺院建物を描いた絵図が伝えられている。おそらく平安時代末頃の様子を再現したものである。
築地塀で囲まれた内側に注文と講堂を回廊で結び、さらにその内側には西に金堂を、東に五重の塔を並べて建物を配置している。絵図の下には戒壇院も描かれている。
(引用元:古都大宰府保存協会)
”観世音寺”の無料駐車場です。
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境内の紅葉
金堂
1631年に再建
金堂裏側の紅葉
金堂横の紅葉
講堂(本堂)
1688年に再建
講堂(本堂)は元禄元年(1688)福岡藩三代藩主黒田光之の再建
講堂(本堂)横の紅葉
創建当時の石臼
日本最古の梵鐘
国宝の梵鐘
日本の音風景百選
日本最古の鐘
宝蔵
正倉院風な宝蔵
昭和34年(1959年)仏像を守り保管するため、正倉院風な宝蔵が建設された。
ここには平安時代から鎌倉時代にかけての仏像16体をはじめ、重要文化財が収容されている。
重要文化財を収容
住所:福岡県太宰府市観世音寺5-6−1
アクセス:
西鉄「太宰府」駅下車 徒歩約20分
西鉄「西鉄五条」駅下車 徒歩約10分
西鉄「都府楼前」駅下車 徒歩約25分
コミュニティバスまほろば号「観世音寺前」下車
観世音寺宝蔵
開園時間:9:00~17:00
入場料:大人500円, 高・大生300円, 小・中学生150円
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